グアムの基本情報

グアムの国についての基本的な情報です。

国名・首都

アメリカ合衆国準州グアム、ハガニャ(Hagatna)

緯度・経度

北緯13度28分、東経144度46分。日本から南へ約2500km、西部太平洋マリアナ諸島南端に位置しており、日本からグアムへのフライトは約3時間半。

時差

日本との時差は1時間でサマータイムはない。日本が8:00amのときのグアムは9:00amで、1時間すすんでいる。

人口・面積

約17万人、約544㎢。面積は日本の淡路島592㎢に近い。東京23区の621㎢よりは小さく、島のほとんどが山とジャングル。

言語・人種

公用語は英語とチャモロ語。グアムの先住民はチャモロと呼ばれる人種で、グアム住民の約40%をチャモロ人が占めている。その他にフィリピン、アメリカ、周辺ミクロネシア諸島からの移民も多い。韓国・中国・日本人も相当数の人数が住んでおり、観光業が盛んなため日本語も通じやすい。

気候・気温

亜熱帯気候。平均気温は27度。11月〜5月まで乾期、6月〜10月まで雨期。年間での気温差は少なく常夏の気候に恵まれた南国アイランド。雨期は日本の梅雨とは違いスコールの回数が多少増える程度で雨が降り続くようなことは珍しい。台風シーズンにはトロピカルストームと呼ばれる低気圧がグアムの隣で発生し、グアムを直撃することはほぼないが勢力を増しながら沖縄方面へ北上することが多い。

海水温・海について

海水温は1番低い2月や3月で27度、1番高い8月9月で31度と海水浴やマリンスポーツにはうってつけの水温。年間通して水温が変わらないためトロピカルフィッシュも通年で見ることができる。グアムから南西約320kmには世界一深いといわれているマリアナ海溝(チャレンジャー海淵)があり、その深さは10911メートルと世界一高い山エベレスト8850メートルすらもすっぽりと入ってしまうほど。深淵を想像すると背筋がゾクゾクするがマリアナ海溝のおかげで海水の循環が維持され、周辺の海で世界に誇るマリアナブルーの透明度が期待できる。

島の鳥・花


ココバード(絶滅危惧種)、ブーゲンビリア

グアムのお金・チップ

通貨はUSドルで、紙幣は$1、$5、$10、$20、$50、$100の6種類が、硬貨は主に¢1、¢5、¢10、¢25の4種類が流通している。$1硬貨も存在するがごく稀にしか目にすることはない。サービスを受けた相手にチップを渡す習慣があり、レストランなどではお会計の10%〜15%、ベッドメイキングや荷物の運搬などでは$1が渡す金額の目安。

タバコ・アルコール・グアムの法律

グアムでは禁煙法(ナターシャ保護法)が施行され、ホテル・レストラン・公共施設などの屋内スペースでは全面的に「禁煙」で違反者には罰金が課せられる。喫煙エリアでも、灰皿の設置はあまり期待できないため携帯用の灰皿などを持参した方がよい。タバコの年齢制限は21才以上(2018年1月1日より改正)で、購入時に本人確認資料(パスポートなどの顔写真つきID)の提示を求められる場合がある。

アルコールの年齢制限も21才以上(2010年7月8日より改正)で、一般小売店でのアルコール販売は深夜2時までとなっている。レストランやバーでも深夜2時〜朝8時までのアルコールの販売と提供を禁止している。またビーチなど公共の場での飲酒も禁止。アルコールフリーゾーンとは「飲酒禁止区域」の意。車中での飲酒はドライバーだけでなく同乗者も禁止されていて、蓋の開いたアルコール類が車内に置いてあるだけで飲酒とみなされ、ツーリストであっても厳しく罰せられるため注意が必要。